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地域通貨アプリ「まちめぐりPay」10月1日スタート 商店街の回遊促進へ

記者:田中 太郎
地域行政

市は、地域通貨アプリ「まちめぐりPay」を10月1日に正式スタートします。中小店舗のキャッシュレス対応を後押ししつつ、買い回りに応じたポイント還元で商店街の回遊を促す狙いです。開始時点で飲食・生鮮・書店・ドラッグストアなど312店舗が参加し、公共施設の売店や文化施設のカフェにも順次拡大します。

地域通貨アプリ「まちめぐりPay」のホーム画面 地域通貨アプリ「まちめぐりPay」のホーム画面

サービス概要

チャージはクレジットカード、銀行口座、コンビニ現金に対応。決済は加盟店のレジ横QRを読み取る方式で、1円単位の支払いが可能です。通常還元は2%、商店街を3店舗以上はしごすると週末限定で最大15%まで上乗せされます(上限あり)。市内のイベントやバス一日券と連動した“まち歩き特典”も用意しました。

使い方と体験

アプリを開いてQRコードを表示し、店頭で読み取ってもらうだけのシンプル設計です。支払い直後にレシートと還元予定ポイントが表示され、家計簿にも自動記録されます。初回はアプリ内のチュートリアルが案内し、対面サポートが必要な人には商店街の案内所カウンターでスタッフが手ほどきします。

対象店舗でQR決済する来店客のようす 対象店舗でQR決済する来店客のようす

店舗側のメリット

加盟店は専用アプリかブラウザで、時間帯別売上や再来店率を確認できます。決済手数料は一律1.8%(小規模店は1.5%の期間優遇)。紙のクーポン管理を置き換え、スタンプカードはアプリ上で自動付与。仕入れの山谷に合わせた時間帯クーポンを即時発行でき、在庫のダブつきを抑制します。

還元と財源の考え方

ベース還元(2%)は市のデジタル地域振興費と加盟店負担の折半、期間限定の上乗せ(+3〜13%)は商店街連合会とイベント連携のプロモーション費から拠出します。過度な値引き競争を避けるため、同一店舗への高還元は月3回までに制限。“点”でなく“面”のにぎわいをつくる設計です。

セキュリティとプライバシー

決済データはトークン化し、個人が特定されない形で統計化。異常取引は運用センターでリアルタイム監視し、二段階認証や上限アラートで不正利用を抑止します。高齢者向けには顔認証+暗証の併用モードも選択可能です。

運用センターのモニタリング画面と加盟店向けダッシュボード 運用センターのモニタリング画面と加盟店向けダッシュボード

開始イベントとスケジュール

10月1〜6日は商店街ごとの“はしごウィーク”を開催し、スタンプ3つで抽選に参加できます。11月からは市バス・シェアサイクルと連携したモビリティ特典を導入し、郊外店への回遊も促進します。来春までに加盟店を500店規模へ拡大する計画です。

市民と店舗の声(事前テスト)

「現金いらずで会計が早い。はしご条件が“3店舗”なのも散歩ついでに達成しやすい」(40代・利用者)

「客足の薄い時間にクーポンを出せるのが助かる。常連の再来店も可視化できた」(飲食店主)

利用案内・問い合わせ

アプリは主要ストアで無料配信。サポート窓口は商店街案内所(月・水・金 13:00–17:00)と市役所1階の相談ブース(平日 9:00–16:30)で受け付けます。紙のガイドブックと初期設定マップも配布し、スマホに不慣れな人の参加を後押しします。

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